基金の歩み

●は長期プロジェクトの実施状況:タイ中国タンザニアベトナム

1981年度

・’82年1月1日、超党派の国会議員で組織する自然保護議員連盟と国際軍縮促進議員連盟の両会長を務める参議院議員:大石武一(元環境庁長官)が8ヶ国の首脳にあてて電報を打電、地球環境の危機を訴え、軍備競争を中止し、その予算を「地球の緑」を守るために支出するよう要請。
・自然保護議連と軍縮議連で「緑の地球防衛基金」創設の代表者会議を開き、地球の森林破壊と砂漠化を防ぐ行動を進める方針を決定。
 
1982年度 ・発起人会を東京で開催。
・「緑の地球防衛基金」設立総会を東京で開催、政・財・学界などから約50人が集まる。任意団体として発足。
・赤坂に事務局開設。

・「緑の地球防衛国際シンポジウム」を横浜で開催。国連環境計画のトルバ事務局長の基調講演、フィリピン・インドネシア・ケニア・インド・アメリカ各国代表による発展途上国での熱帯雨林の現状報告と問題提起。その他国連大学長・環境庁長官・神奈川県知事・基金理事・評議員ら約50人、一般傍聴人約150人が参加。自由討論により「横浜決議」を採択し、緑を守ることに対して全地球的な緊急課題として臨むべきことを再確認する。
・財団法人として許可される(環境庁・林野庁・外務省の3省庁管轄)。
 
1983 ・公募によりシンボルマークを決定。
・会長:大石武一らが第1回街頭募金を東京・数寄屋橋で行う。
・試験研究法人の証明書を交付される。
・機関紙「緑の地球新聞」創刊号発行。
・「地球の森林破壊と砂漠化の現状を知る会」を理事・評議員らが東京で開催。
・「発足1周年報告・講演会」を東京で開催。
・講演会「地球は危ない!環境問題10年の変貌」を横浜で、神奈川県国際交流協会と共催。
ネパールへ理事を派遣、同国政府との話し合いにより造林教育の一環として学校林を造成するプロジェクトに支援を決定。
・「
ネパール植林財源街頭募金」を東京・新宿で行う。
・早稲田大学緑の訪中団へ
中国での植林資金を支援。
 
1984 ・街頭募金を東京・銀座で行う。
・シンポジウム「緑と生活」を東京で、朝日新聞社などと共催。
・ネパールのNGOマヘンドラ王自然保護トラストのミシュラ氏と当基金ほか日本の自然保護団体代表
による「ネパールの自然環境を聞く会」東京で開催。
・講演会「緑を守れ-今私たちができること」を浜松で、国際ソロプチミスト浜松と共催。
ネパール政府側の受け入れ態勢が整わず、ネパールへの支援計画を見送る。
タイ王室林野局からの支援要請を受け、タイ植林普及事業へ支援を決定、チャチョエンサオ県で事業開始。職員をタイへ派遣、第1回助成金を支給。
・女性フォーラム「地球の緑を考える」を東京で、毎日新聞社と共催。
タイ植林普及事業へ理事を派遣。第1回育苗研修会に出席。
1985 ・シンポジウム「緑と都市」を福岡市で、朝日新聞社などと共催。
タイ植林普及事業に会長、ボランティアを派遣、植林に参加。
タイ王室林野局幹部来日、会長らと東京で懇談会。
・街頭募金を東京・銀座で行う。
・「山岳エコロジー・セミナー」を東京で、ヒマラヤ技術協力会と共催。
・国際森林年にちなみザンビア
タンザニアセネガル・ニジェールへ車両や給水車などの植林用機材を支援。外務省、アフリカ協会と協力。
・元青年海外協力隊員らの要請により、
タンザニアの小中学校に、学校林づくりに役立てるための育苗ポットを支援。
・国際シンポジウム「地球の緑を守るために」毎日新聞社と共催。
ネパールシーカ渓谷一帯で「第1回山岳エコロジー・キャンプ」を開催、参加者が簡易水道敷設作業、発電機設置、居住環境や緑化可能性の調査を行う。ヒマラヤ技術協力会と共催。
「尾瀬を守る懇話会」第1回会合を東京で開催。当基金が同会の事務局に。
・早稲田大学緑の訪中団へ
中国での植林資金を支援。
1986 ・シンポジウム「緑と水と街」を大阪で、朝日新聞社などと共催。
・フランスの薬草治療家:モーリス・メッセゲ氏来日記念講演会「自然から美しく神秘を」大阪・東京でロア社などと共催。
タイへ職員、ボランティアを派遣、植林。
尾瀬を守る懇話会小委員会メンバーら尾瀬湿原を視察。
・街頭募金を東京・銀座、大阪・難波で行う。
タイへ職員派遣、植林普及事業へ助成金支給、国連食糧農業機関バンコク事務所で開かれたアジア地域NGO研究集会に参加。
・早稲田大学緑の訪中団へ
中国での植林資金を支援。
尾瀬を守る全体会議を東京で開催。
1987 尾瀬を守る懇話会対策提言委員会開催。汚染対策提言案について討議。
・シンポジウム「国民の森林-国有林を考える」を岐阜市で、朝日新聞社などと共催。
タイ植林普及事業、当初の3年計画終了。ボランティアを派遣、生育調査、事業評価。
・国際セミナー「中国の緑化活動と日本」を川崎市で開催。
・シンポジウム「次代へ残そう緑の地球」、コンサートを東京・赤坂で開催。ユネスコのマングローブ・プロジェクト首席アドバイザー:マルタ・バヌチ氏の基調講演など。
タイ植林普及事業、現地調査結果、タイ王室林野局からの実施報告・支援継続の要請を受け、2年間の継続を決定。
1988 尾瀬を守る懇話会全体会を東京で開催、「尾瀬の保護についての提言」を議決。代表が環境庁、東京電力を訪ね、同提言書を提出、協力を要請。
・「グリーンサヘル’88」をアフリカ協会と共催。第1部「アフリカを知るための5日間」を札幌で、アフリカ映画上映、講演会。第2部「サヘル植林事業を通じてのアフリカ理解の旅」ナイジェリアで植林ツアー開催。
・シンポジウム「もう一つの道-自然保護と開発の調和」を浦和市で、埼玉県庁と共催。
尾瀬を守る懇話会正副会長が環境庁長官を訪ね、尾瀬湿原の具体的な保全策へ協力を要請。
・早稲田大学緑の訪中団へ中国での植林資金を支援。
タイ植林普及事業へ理事を派遣、助成金を支給。
1989 タンザニアへ理事を派遣、植林計画についてタンザニア政府関係者と協議、現地調査。
・試験研究法人に代わり、特定公益増進法人の証明書を交付される。

タンザニアで植林ツアー「グリーン・タンザニア'90」を、横浜市国際交流協会、アフリカ協会と共催。
尾瀬を守る懇話会が「尾瀬の自然を守るフォーラム」を前橋市、福島市で、尾瀬の自然を守る会と共催
ネパールアグロフォレストリー計画開始。ヒマラヤ保全協会と協力。現地住民の生活安定を図りながら農業経営に造林を取り入れたモデルづくり。
タイ植林普及事業5ヶ年計画完了。

1990 ・「地球再創造京都会議」を京都市で、グローバル・アクション、京都国際市民アクセスセンター、エルムウッド研究所と共催。
タイ植林普及事業へ会長、ボランティアを派遣、植林地の生育調査、今後の支援についてタイ王室林野局幹部と協議。マングローブ林の視察。
中国・西安へ理事を派遣、中国陜西省から要望のでている黄土高原の緑化について現地調査。
・株式会社ダイエー・ファイナンスと協力、クレジットカードの売上金による助成事業を開始。
タイ植林普及事業第2次5ヶ年計画と、タイ学校マングローブ林プロジェクトへ支援決定。
中国韓城市象山での緑化事業10年計画へ支援決定。
・「サスティナビリティフォーラム」第1、2回東京で開催。

1991 ・「サスティナビリティフォーラム」第3~7回東京で開催。
タイ植林普及事業第2次5ヶ年計画支援開始。コーン・カエン県での実施を決定、第1回助成金を送金。
・国連「環境と開発に関する国際会議」(通称:地球サミット)での国際環境法制定を目指す、「EARTH MANDATE」署名運動の日本の窓口となる。主唱者:ポール・クラーク博士が来日、「地球のいのちのための要求」運動キャンペーン、国内各地で講演会を開催。
タンザニア植林協会(TTPF)のムッサ・R・オビラ会長が来日。タンザニア各地で進行中の森林破壊、砂漠化の現状を訴え、モデル造林計画へ支援を要請。
・ジュニア会員制度を発足。
・企業対象の「緑の地球・環境セミナー」を東京・八王子市で開催。
・沖縄へ職員を派遣。マングローブ林の視察、国際マングローブ生態系協会事務局を訪問。
タンザニアで植林ツアー「グリーン・タンザニア'92」を、横浜市国際交流協会、アフリカ協会と共催。
職員がキリマンジャロ山腹にあるタンザニア植林協会オリモ支部の苗畑、植林予定地を視察。
中国韓城市象山緑化事業10年計画支援開始。植林ツアー開催、会長ら10名を派遣し市民らとともに植林。
山頂に貯水池、山腹27カ所に給水器を設置。

タンザニア植林協会のモデル造林事業へ支援決定。
・株式会社ダイエー・ファイナンスから第1回基金が寄せられ、自然保護関連20団体に助成。
ネパールで第1回山岳エコロジー・スクールをヒマラヤ保全協会と共催。植生や地滑り調査、農業生活体験。
・早稲田大学緑の訪中団へ
中国での植林資金を支援。

1992 ・「サスティナビリティフォーラム」第8~10回を東京で開催。
・「モレシャンのエコロジカルトーク」を金沢市で開催。
EARTH MANDATE運動の署名用紙をリオ・デ・ジャネイロの地球サミット事務局へ送付。
・「みどりの地球ジュニアキャンプ」を浜松で、サンクチュアリジャパンと共催。
中国韓城市象山緑化事業へ植林用四輪駆動車を支援。理事を派遣、植林地を視察。
タンザニア・モデル造林5ヵ年計画支援開始。タンザニア植林協会オリモ支部(キリマンジャロ山麓)と協力。植林開始式に理事を派遣。
尾瀬を守る懇話会を東京で開催。環境庁、国立公園職員、山小屋組合長らを招き、尾瀬湿原汚染対策の進行状況、尾瀬の管理団体設立について討議。
・「財団設立10周年記念活動報告会」を東京で開催、株式会社ロア協賛、三省堂、国際協力事業団協力。アメリカのエルムウッド研究所長フリッチョフ・カプラ博士の記念講演、タイ、タンザニア、中国の植林事業関係者を招聘し現地での活動を報告。
尾瀬を守る懇話会が環境庁を訪問、尾瀬の管理団体設置について意見交換。


1993 タンザニア植林ツアー'93」を開催。タンザニア・モデル造林事業支援開始後初めての植林ツアー。タンザニア植林協会の植林地、アルーシャ州キカティティ村にて住民と共に植林。ホームステイ。
・「自転車キャンペーン」を山形県にて米沢生活協同組合と共催。「見直そう!自転車、見直しませんか?車社会」をテーマに、市民50人が手作りゼッケンをつけてサイクリング。
中国韓城市象山で植林ツアー開催。生育状況調査。
尾瀬を守る懇話会を東京で開催。群馬・福島・新潟3県の地元責任者、環境庁職員、土地所有者らを招き、尾瀬管理団体の設立について審議、大筋で合意。
ベトナムへ職員を派遣。マングローブ林、マングローブ生態系を活かしたエビ養殖池モデル開発を視察。
・フォーラム「
尾瀬の自然を守る」を開催。
タンザニア・キリマンジャロ山腹オリモ地区にて給水プロジェクト開始。職員を派遣、植林地の生育調査、給水管敷設工事の進行状況を調査。
ベトナムのマングローブ林造成事業へ支援決定。タイ学校マングローブ林プロジェクトは植林地が決まらず、見送る。


1994 ベトナム・マングローブ植林事業支援開始。マングローブ植林行動計画、マングローブ生態系研究所(現地の研究機関)と協力。第1次植林に職員、ボランティアを派遣、地元住民らとともに種子植え作業。
・企業の環境問題担当者を対象とした、「環境政策会議EPOC’94」を東京で開催。ジャパンエコロジーセンターと共催。日本リサイクル運動市民の会、社会調査研究所協賛。省庁、経団連、大学関係者が講演。
タイへ理事を派遣、植林地の実状調査。
尾瀬自然観察会」をジャパンエコロジーセンターと共催。
タンザニア・キリマンジャロ山麓に全長3.3kmの給水パイプライン完成。
・「タンザニア植林ワークキャンプ'94」開催。
中国韓城市象山で植林ツアー開催。
ベトナムマングローブ植林、生育調査・苗床及び新規プロジェクト地調査実施。
・「環境マネジメント・監査セミナー」を東京・大阪で開催。グリーンマーケティング研究所などと共催。



1995 タンザニア植林協会オリモ支部へ職員派遣、植林地の調査。同支部へ植林用に四輪駆動車を支援。
・「最上川エコ・シンポジウム」米沢市で米沢生活協同組合主催により開催、当基金協力。タンザニア、中国、ベトナムの植林事業関係者等を講師として招聘。
・「環境政策会議EPOC’95」を東京で開催。
「第2回尾瀬自然観察会」を開催、尾瀬の自然を守る会メンバーによる自然観察指導。
ベトナムマングローブ植林、新規苗床調査実施。
タイ植林普及事業へ理事を派遣、植林実態調査実施。
タンザニア植林ワークキャンプ'95」開催。
タンザニア植林協会オリモ支部へ職員派遣、植林地で生育調査。
タイ植林普及事業第2次5ヶ年計画終了。



1996 ・ダイエーオーエムシーのクレジットカードによる助成事業5年目。助成対象団体代表による活動報告会を東京で開催。助成対象団体「八幡平の葛根田ブナ原生林を守る会」の植林活動へ職員を派遣。
・「環境政策会議EPOC’96」を東京で開催。
タンザニア植林協会オリモ支部が「NGO タンザニア環境行動協会(TEACA)」として独立、当基金からTEACAへの直接支援に変更。
育苗所拡張・小規模苗畑プロジェクト開始。職員を派遣し、植林計画等について協議。

中国韓城市象山緑化・環境改善事業関係者が来日、国定公園や森林関係施設を視察。
中国韓城市象山に植林後の管理をする組織「象山緑化管理站」を設置。
タンザニア植林ワークキャンプ'96」開催。
中国韓城市象山に職員を派遣、植林・生育調査。
タンザニア環境行動協会がオリモ村の住民、児童を対象とした研修旅行を開催。アルーシャ州の荒廃地を視察。
・ヒマラヤ保全協会と協力して進めている
ネパールシーカ渓谷のアグロフォレストリ計画5カ年計画終了。


1997 ・「尾瀬の自然を守る会」が解散、「尾瀬を守る会(代表:大石武一)」発足、6団体が加盟。
・「環境政策会議EPOC’97」を東京で開催。
中国韓城市象山に職員を派遣。植林・生育調査。
・少年少女を対象に「地球のわたし」作文コンクール開催。日本青少年育成協会、マングローブ植林行動計画と共催。環境庁、朝日新聞社後援、株式会社ティエラ協賛。
優秀賞に選ばれた小中学生5人を
ベトナムへ派遣、マングローブ林の視察と植林、ホームステイ。
タンザニアキリマンジャロ山麓・山腹における植林グループのネットワークづくり、小規模収入向上プログラム導入。
尾瀬を守る会が環境庁長官にあて、尾瀬の植生保護に関する要望書を、同庁国立公園課長に提出。
尾瀬を守る会が、至仏山東面登山道の再開にともなう入山者利用状況や安全性の調査。尾瀬自然保護指導員養成講座開催。
タンザニア・モデル造林事業へ職員を派遣、生育調査。


1998 中国韓城市象山に揚水施設、スプリンクラー3基を設置。職員を派遣、給水施設の点検と生育調査。
・「環境政策会議EPOC’98」を東京で開催。
尾瀬を守る会が環境庁長官と尾瀬保護財団にあて尾瀬沼の水利権、入山制限に関する要望書を提出。
尾瀬を守る会が、尾瀬自然保護指導員養成研修会を群馬県で開催。
タンザニア・キリマンジャロ山麓・山腹の植林ネットワーク活動強化、植林グループによる養魚池運営開始。職員を派遣、活動状況の調査。
尾瀬を守る会が、地球温暖化防止への取り組みとして尾瀬でアイドリング・ストップ運動を始める。
・JICA主催「インドネシア・マングローブ林資源保全開発現地実証調査」推進委員会運営等に係る業務委託を受け、推進委員会開催。
タンザニア植林ワークキャンプ開催。
タンザニア環境行動協会で植林指導にあたっている、タンザニア政府派遣の森林官:チャールズ・ジャウ氏、研修のため来日、東京にて当基金会長を表敬訪問。


1999

タンザニア環境行動協会の森林官:チャールズ・ジャウ氏、国際ソロプチミスト浜松主催による講演会にて「タンザニアのくらしと森林」と題して講演。
タンザニア・モデル造林事業へ職員を派遣、植林ネットワークの総会に出席。
尾瀬を守る会が奥利根自然センターと協力、尾瀬自然保護指導員の研究会開催。
タンザニア環境行動協会がテマ村オリモ小学校高学年を対象にスタディーツアー開催、乾燥地及びケニアとの国境線を見学。
タンザニア・テマ村オリモ小学校にバイオガス施設完成、給食の調理に活用。
中国韓城市象山に職員派遣。植林、育成調査、森林公園の造成状況を視察。
・JICA主催「インドネシア・マングローブ林資源保全開発現地実証調査」推進委員会運営等に係る業務委託を受け、推進委員会開催。



2000 中国韓城市象山で植林ツアー開催。植林、生育調査。山頂に森林公園が完成、記念碑設置。
タンザニアモデル造林事業へ職員を派遣、活動状況と生育調査。
中国陜川省銅川市南寺山にて植林緑化モデル造林事業開始。理事を派遣、土壌調査と試験植林。
タンザニア環境行動協会と植林ネットワーク加盟団体のフォイェニ女性グループによる協同植林。職員派遣、植林と生育調査。
中国韓城市象山の植林事業完了。職員派遣、現地調査。


2001 中国銅川市南寺山で植林ツアー開催。
・日本沙漠学界学術大会の公開シンポジウムに職員が参加、砂漠化防止活動の実践例として基金の活動を紹介。
中国韓城市象山緑化・環境改善事業の幹部が来日、10年間の植林成果を当基金会長へ報告、各地の森林・農業関連施設を視察。
タンザニア・モデル造林事業へ職員派遣、生育調査。
尾瀬を守る会が尾瀬自然保護指導員ネットワーク奥利根自然センターと協力、尾瀬湿原の入山指導講座を尾瀬で実施。
・「2001年循環型社会イニシアティブ・国際フォーラム」を循環型社会のための情報・経済イニシアティブと共催。
・JICA主催「インドネシア・マングローブ情報センター計画プロジェクト」推進委員会運営等に係る業務委託を受け、調査団帰国報告会開催。
タンザニア・モデル造林事業へ職員派遣、生育調査。改良かまど普及プロジェクト開始。
中国銅川市南寺山で植林ツアー。
尾瀬を守る会が長蔵小屋の不法投棄、NTTドコモによる尾瀬ヶ原、尾瀬沼への携帯電話用アンテナ設置計画、至仏山東面登山道再開の是非について環境省などへ抗議。
御池入山口に尾瀬自然保護指導員ネットワークが仮設案内所を設け、ハイキングコースの案内、自然解説。

2002 尾瀬を守る会が前橋、郡山でフォーラムを開催、尾瀬保護のあり方について意見交換。
中国銅川市南寺山で植林ツアー。
タンザニアモデル造林事業へ職員派遣。植林と生育調査、植林ネットワークの総会に参加。
尾瀬を守る会が長蔵小屋の廃材不法投棄について環境省北関東自然保護事務所へ抗議書を提出。
中国銅川市南寺山へ職員派遣、植林と生育調査。貯水槽が山の一角に完成。
タンザニア・キリマンジャロ山麓の給水パイプライン補強・拡充工事完了。
尾瀬を守る会が群馬県でシンポジウムを開催、「尾瀬保護と適正利用のための提言2002」を決議、環境省自然環境局長に提出。
尾瀬を守る会が「尾瀬沼畔ヘリポート建設計画」について、環境省国立公園課長らに白紙撤回の要望書を提出、同省と話し合い。
タンザニアモデル造林事業へ職員派遣、給水パイプライン新設予定地の視察と生育調査。
中国銅川市南寺山で植林ツアー。

2003

・初代会長:大石武一が体調不良のため退任、名誉顧問へ。新会長に副会長:神足勝浩(元JICA参与)が着任。
・大石武一名誉顧問、心不全のため逝去。
・株式会社オーエムシーカードと協力して進めているクレジットカードの売上による助成事業の制度改革について、同社と話し合い。
タンザニア環境行動協会へ、以前支援した四輪駆動車が老朽化したため、新たにランドクルーザー(中古)を支援。
尾瀬を守る会が尾瀬沼畔ヘリポート建設計画について環境省と話し合い。ヘリポートの建設を容認した上で、ヘリの運行などに関する要望書を環境省に提出。
中国銅川市南寺山へ職員派遣、給水施設の配管工事を視察。

2004

・株式会社オーエムシーカードのクレジットカードによる助成事業、新たに助成対象団体を募集、審議委員会により選定。
中国銅川市南寺山へ職員、会員を派遣、植林地を視察、生育調査。
・会長をジュネーブで開かれた国際熱帯木材協定(ITTA)の���議に派遣、協定の有効期限切れを前���条約改定に向けての審議に参加。
尾瀬を守る会が、山小屋による小型焼却炉での汚染ゴミ焼却問題に関して討議。環境省、尾瀬山小屋組合に対し申入書を提出、再発防止策の明示を求める。
タンザニア・キリマンジャロ植林ワークキャンプをタンザニア・ポレポレクラブと共催。
タンザニア・キリマンジャロ山麓テマ村から、隣村のテラ村まで総延長8キロの給水パイプラインが完成。
中国銅川市南寺山に2個目の貯水タンク、電動給水設備が完成、灌水用の放水管を山中の植林地に配備。
・国際ソロプチミスト浜松から支援と要望を受け、
タンザニアに女性の自活支援のためのワークセンター(縫製教室)開設を計画。ワークセンター兼TEACA本部事務所の建設を決定。

2005

タンザニア・キリマンジャロ山麓テマ村にTEACA本部事務所兼ワークセンターの建設を始める。
・任期満了のため、神足勝浩会長が退任。羽田孜(衆議院議員)が新会長に着任。
タンザニア・キリマンジャロ山麓テマ村に縫製教室を開校。
タンザニア・モデル造林事業へ職員派遣、事業計画の協議、植林地視察、ワークセンター開設準備の進行状況調査。支援した車両が転落事故で故障、修理に出す。
尾瀬を守る会が、環境省自然保護局北関東地区自然保護事務所による尾瀬沼地区キャンプ場の整備計画について、日光国立公園尾瀬特別保護地区のキャンプ場を全面撤廃するよう同事務所に要請。
・尾瀬を守る会が、植物学者・故武田久吉氏の尾瀬入山百周年記念行事「映画と講演の会」を沼田市の群馬県立尾瀬高校で開催、同高校、奥利根自然センターと共催。
尾瀬沼地区キャンプ場整備計画の修正案について、尾瀬を守る会代表らが、尾瀬沼ビジターセンターで環境省北関東地区自然保護事務所の幹部らから説明を受ける。
株式会社オーエムシーカードのクレジットカードによる助成事業、寄付金贈呈式を東京で開催。助成対象団体代表による活動報告。基金から理事が出席。

2006

・タンザニア・テマ村繊維教室の第1期生9人が2年間のコースを終え卒業
・尾瀬を守る会が尾瀬地区のゴミ調査を実施。
尾瀬の単独国立公園化に向け埋め立てたゴミの全面撤去などを環境省に要請
・(株)オーエムシーカードの「株主優待」による助成開始

2007

・「地球温暖化防止に向けて」をテーマに「緑の地球をまもるために」
第1回研究・活動報告会を開催
・羽田孜会長が任期満了につき退任、新会長に大石正光(参議院議員)が着任
・大石正光会長が中国陜西省銅川市南寺山の「緑化・水土流出防止事業」現場を視察
・尾瀬を守る会が尾瀬の携帯基地局計画の白紙撤回を尾瀬保護協会等に申し入れ
・(株)オーエムシーカードの「わくわくポイント」による寄付開始
・タンザニア・キリマンジャロ植林ワークキャンプを開催

2008

・機関紙「緑の地球新聞」第100号を発行
・「明日のために何ができるか」をテーマに「緑の地球をまもるために」第2回研究・活動報告会を開催
・野生生物保全論研究会と連名で、南アのアフリカゾウ個体数調整計画について反対を申し入れ
・平成19年度環境諸問題研究・活動報告書を発行
・大石正光会長ほか6名が、タンザニア・モデル造林事業を現地視察
・宮西信治評議員等が、中国銅川市南寺山緑化事業を現地視察
・国際ソロプチミスト浜松のタンザニア・モデル造林事業視察報告会に参加
・タンザニア・キリマンジャロ植林ワークキャンプを開催

2009

・平成20年度環境諸問題研究・活動報告書を発行
・「生物多様性を考える」をテーマに「緑の地球をまもるために」第3回研究・活動報告会を開催
・職員が中国銅川市南寺山緑化事業を現地視察
・職員がタンザニア・モデル造林事業の植林指導のほか、裁縫教室の運営、レンタハウスの着工・進捗状況を現地視察
・尾瀬を守る会会長に大石正光(財)緑の地球防衛基金会長が就任

2010

・平成21年度環境諸問題研究・活動報告書を発行
・「生物多様性を考える-COP10を終えて-」をテーマに「緑の地球をまもるために」第4回研究活動報告会を開催
・大石正光会長ほか3名が中国銅川市南寺山緑化事業の完了式典に出席。その後中国の次期候補地を現地視察
・職員がタンザニア・モデル造林事業の植林指導のほか、裁縫教室の運営、レンタルハウスの進捗状況を現地視察

2011

・平成22年度環境諸問題研究・活動報告書を発行
・「緑は甦るか」をテーマに「緑の地球をまもるために」第5回研究活動報告会を開催
・職員が次期植林候補地として陝西省楡林市横山県東陽山及び青海省互助士族自治県西湾村荒山を現地視察
・理事会で、次期植林地として陝西省楡林市横山県東陽山に決定
・職員がタンザニア・モデル造林事業の植林指導のほか、裁縫教室の運営、レンタルハウスの進捗状況を現地視察

2012

・緑の地球防衛基金設立30周年記念フォーラムを開催
・平成23年度環境諸問題研究・活動報告書を発行
・「自然環境を守る」をテーマに「緑の地球をまもるために」第6回研究活動報告会を開催
・当基金と中国陝西省楡林市横山県政府との間において、外務・農林水産・環境の各省関係者立会いの下、造林に関する覚書を署名・交換
・職員がタンザニア・モデル造林事業の植林指導のほか、裁縫教室の運営、レンタルハウスの運営状況を現地視察

2013

・平成24年度環境諸問題研究・活動報告書を発行
・「生物多様性を守る」をテーマに「緑の地球をまもるために」第7回研究活動報告会を開催
・中国陝西省楡林市横山県東陽山における植林開始。2020年までの8年計画。これを記念して、植林地である東陽山において盛大に記念式典・植樹を実施
・職員がタンザニア・モデル造林事業の植林指導のほか、裁縫教室の運営、レンタルハウスの運営状況を現地視察

2014

・平成25年度環境諸問題研究・活動報告書を発行
・「自然環境を守る」をテーマに「緑の地球をまもるために」第8回研究活動報告会を開催
・中国陝西省楡林市横山県東陽山における8年計画2年目の植林実施
・職員がタンザニア・モデル造林事業の植林指導のほか、裁縫教室の運営、レンタルハウスの運営状況を現地視察

2015

・平成26年度環境諸問題研究・活動報告書を発行
・「森林資源を守る」をテーマに「緑の地球をまもるために」第9回研究活動報告会を開催
・中国陝西省楡林市横山県東陽山における8年計画3年目の植林実施
・職員がタンザニア・モデル造林事業の植林指導のほか、裁縫教室の運営、レンタルハウスの運営状況を現地視察

2016

・平成27年度環境諸問題研究・活動報告書を発行
・「災害と緑」をテーマに「緑の地球をまもるために」第10回研究活動報告会を開催
・大石正光理事長ほか2名が中国陝西省楡林市横山県東陽山緑化事業の現地視察及びフォローアップ調査として1991年~2000年に支援した同省韓城市象山緑化事業の現地視察
・中国陝西省楡林市横山県東陽山における8年計画4年目の植林実施
・毛利三郎副理事長ほか1名がタンザニア・モデル造林事業の現状、裁縫教室、レンタルハウス事業等の現地視察
・職員がタンザニア・モデル造林事業の植林指導のほか、裁縫教室の運営、レンタルハウスの運営状況を現地視察

2017

・財団設立35周年、公益5周年記念講演を実施
第一部「記念式典」17法人・団体、48個人、海外2団体に感謝状贈呈
第二部「記念講演」①中国代表団による東陽山緑化協力事業の現状報告、
②タンザニア・モデル造林事業の現状報告、
第三部「地球にやさしいカード助成団体の活動報告」
①地球にやさしいカード助成金贈呈式
②第11回研究活動報告会を開催
・平成28年度環境諸問題研究・活動報告書を発行
・中国陝西省楡林市横山県東陽山における8年計画5年目の植林実施
・職員がタンザニア・モデル造林事業の植林指導のほか、裁縫教室の運営、レンタルハウスの運営状況を現地視察

2018

・平成29年度環境諸問題研究・活動報告書を発行
・平成30年度「地球にやさしいカード」助成金贈呈式/第12回研究・活動報告会を開催
・職員がタンザニア・モデル造林事業の植林指導のほか、裁縫教室の運営、レンタルハウスの運営状況を現地視察
・大石理事長がタンザニア・モデル造林事業の終了に伴う記念式典出席のため現地訪問。また、植林地、裁縫教室、レンタルハウスを視察
・中国陝西省楡林市横山県東陽山における8年計画6年目の植林実施

2019

・2018(平成30)年度環境諸問題研究・活動報告書を発行
・「タンザニア・モデル造林事業28年間の足跡」を発行
・中国陝西省楡林市横山県東陽山における8年計画7年目の植林実施
・ベトナム・ラオカイ省環境植林事業の検討
・2019(令和元)年度「地球にやさしいカード」助成金贈呈式/第13回研究・活動報告会を開催

2020

・2019(令和元)年度環境諸問題研究・活動報告書を発行
・中国映西省楡林市横山県東陽山緑化事業の終了(2013 年~)
・ベトナム・ラオカイ省環境植林事業の開始(~2025年3月)

2021

・2020年度環境諸問題研究・活動報告書を発行
・ベトナム・ラオカイ省環境植林事業5年計画2年目の実施(~2025年3月)

2022

・2021年度環境諸問題研究・活動報告書を発行
・ベトナム・ラオカイ省環境植林事業5年計画3年目の実施(~2025年3月)
・「地球にやさしいカード」助成事業 第14回研究・活動報告会を開催

2023

・2022年度環境諸問題研究・活動報告書を発行
・ベトナム・ラオカイ省環境植林事業5年計画4年目の実施(~2025年3月)
・「地球にやさしいカード」助成事業 第15回研究・活動報告会を開催

2024

・2023年度環境諸問題研究・活動報告書を発行
・ベトナム・ラオカイ省環境植林事業5年計画5年目の実施(~2025年3月)