新年のご挨拶
公益財団法人緑の地球防衛基金
理事長 大石 正光
新年あけましておめでとうございます。
2017年の酉年もまたたく間に終わり、新たな戌年になりました。
昨年を振り返ると、北朝鮮のロケット問題に始まり、ICBM発射でおわりました。
昨年の挨拶では国際条約である「パリ協定書」が採択されて、地球温暖化による異常気象の原因の一つである二酸化炭素の削減に世界120か国以上の国々が合意されると喜びをあらわしましたが、その協定書は発効前にアメリカのトランプ大統領によって二回目の離脱をしてしまったのでした。
地球上の生物の頂点に立っている人間としての責任はどこに行ったのでしょうか。
この素晴らしい地球を守る責任がある世界のリーダーが、自国利益優先の政策で責任を回避した行動には納得できませんが、日本の安倍総理もアメリカ追従だけでは情けない限りです。
北朝鮮問題はじめ英国のEU離脱交渉やアメリカの自国第一主義など、世界の大きな変化の中にあって、日本が独自性を守りながら世界に何が貢献できるかが問われる年になるでしょう。
地球の自然を守る活動に積極的に取り組んで、北極海や南極の氷山が崩壊している現実を踏まえて素晴らしい緑の地球を守る活動を一層進めていきたいと考えています。
皆様にとって、本年も良い年になりますよう、お祈り申し上げます。