新年のご挨拶

新年のご挨拶

公益財団法人緑の地球防衛基金
理事長 大石 正光

謹んで、新年のご挨拶を申し上げます。
今年が、皆様にとって良い年でありますようにお祈り申し上げます。

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昨今、地球の温暖化により、北極の氷やヒマラヤの氷河が解け始め、太平洋に浮かぶ国々が海面の上昇で沈む危機に直面し、世界各地で大型台風や洪水、干ばつなど異常気象が頻繁に起っています。IPCC(気候変動に関する政府間パネル)は、昨年9月産業革命後の地球温暖化の主要な要因は人為的活動によるものであることがさらに確実になったと結論付けています。

地球の誕生が46億年前、人間の誕生はたかだか2~3万年前程度だろうといわれていますが、このわずかの期間で人間は地球上に生息する全ての生態系を破壊しようとしています。この現実を考えると人間各々への愚かさを感じます。私たちは、地球温暖化が多くの生命を危機に陥れていることを真剣に考えなければなりません。地球上に生息する全ての生き物が共存できる環境を守っていくために、私たち自身が行動を起こさなければ何も解決しません。僅かなことですが、みんなで「日常生活に少しの我慢」をしてみてはいかがでしょうか。この美しい地球を子どもたちに残すためにも

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さて、当財団も設立以来30数年を迎えましたが、この間に取り巻く環境も大きく変わりました。この環境の変化を念頭に入れながら、緑の地球を守っていくために海外はもちろん、日本国内での植林活動にも力を入れていきたいと存じます。

今後とも、緑の地球防衛基金にご協力、ご支援をいただけますようよろしくお願いいたします。