(財)緑の地球防衛基金 第4回研究・活動報告会を開催
(財)緑の地球防衛基金 第4回 研究・活動報告会
生物多様性を考える-COP10を終えて-
主催 財団法人 緑の地球防衛基金
後援 株式会社 セディナ
- 日 時
- 平成22年11月27日(土)14:00~17:00
- 場 所
- TKP品川カンファレンスセンター ホール2(TAKANAWA COURT 3階)
(裏面に地図/JR・京浜急行「品川駅」高輪口徒歩3分)
第 一 部 基 調 講 演
生物多様性の今後を探る
財団法人緑の地球防衛基金常任理事
国際生物多様性年国内実行委員会(地球生きもの委員会)委員長代行
東京都市大学環境情報学部教授
涌井 史郎
生物多様性条約第10回締約国会議(COP10)が、今年10月に開かれ、2010年以降の生物多様性戦略計画目標(ポスト2010年目標)の設定とその仕組みづくりなどが話し合われます。そこで、同会議の議論と結論を踏まえながら、生物多様性の今後を探ります。
- 休憩 10分 -
第 二 部 活 動 報 告
○楽しいブナ原生林の世界-ブナの原生林を守ることは日本の自然を守ること-
八幡平の葛根田ブナ原生林を守る会事務局長
白藤 力
ブナの原生林は、日本の自然を象徴する森林です。日本の冷たい気候が広がる北国を中心に北海道南部から鹿児島県にまで分布しています。当会は八幡平のブナ原生林を舞台に、ブナ林観察会など多様な文化活動を展開しながら、ブナ林の大切さを全国に伝える活動を行っています。
○立山連峰の自然を守る
NPO法人 立山自然保護ネットワーク理事
横浜薬科大学准教授
加藤 輝隆
立山黒部アルペンルート全線開通の1971年に「立山連峰の自然を守る会」として発足して以来、自然観察会や調査・研究活動などに基づいた自然保護活動を展開してきました。2004年のNPO法人化に合わせて会の名称を変え、最近では立山の外来種除去活動に力を入れています。
- 休憩 10分 -
○エチオピア中央部での砂漠化防止活動
東京農業大学 沙漠に緑を育てる会幹事
東京農業大学地域環境科学部講師
鈴木 伸治
乾燥のポテンシャルが高いエチオピア中央部は、自然資源の荒廃が著しく、また旱害に見舞われやすいために作物の安定的な供給が困難です。沙漠に緑を育てる会では、荒廃した自然資源を修復し、持続的な農業を目指すという新た砂漠化防止技術の開発に取り組んでいます。
○総 括
涌井 史郎
お申込みは氏名・住所・電話番号・FAX番号・Eメールアドレス、参加希望人数を明記の上、(財)緑の地球防衛基金報告会係:電話(03-3297-5505)、FAX(03-3297-5507)・Email(defense@green.email.ne.jp)、住所(104-0033東京都中央区新川2-6-16 馬事畜産会館203)へ、締切りは11月25日。入場無料。先着100名。