新年のご挨拶
財団法人緑の地球防衛基金
会長 大石 正光
新年明けましておめでとうございます。
いつも、ご支援、ご協力を頂き有り難うございます。
地球温暖化は21世紀の人類が直面する最も深刻な変化の一つです。一部の国だけでいくら努力しても防げるものではありません。国際社会の共同した対応が求められています。そこで、昨年12月に地球温暖化防止のための新たな枠組みづくりに向け、国連の気候変動枠組み条約第15回締約国会議(COP15)がデンマーク・コペンハーゲンで開催されました。残念ながら、京都議定書に代わる新たな議定書の採択に至りませんでした。地球温暖化対策の交渉は、ともすれば「先進国」対「途上国」という図式になりがちです。お互いの非難や中傷は解決につながりません。交渉が長引けば長引くほど、地球温暖化が進行し、私たちが受ける被害は増大していきます。また、地球温暖化対策では、各国政府の努力はもちろん重要ですが、私たち一人一人が温室効果ガスの排出量を減らすため自ら努力することも大切です。中国では、古くから森羅万象、宇宙のあらゆる事物を様々な観点から「陰」と「陽」の二つに分類し、この背反する陰陽が調和して初めて自然の秩序が保つと言われています。「生活を豊かにすること」と「地球温暖化を防止すること」の相反する目的を生態系の頂点に立つ人間の知恵と責任で調和の糸口を見つけなければなりません。私たちはもう一刻の猶予もないことを明確に認識すべきではないでしょうか。
人的要因による温室効果ガス排出の約20%は森林減少にあります。新年に当たり、当基金の設立目的である森林の破壊と砂漠化を防ぐことが地球温暖化問題の重要課題ですので、今年も積極的に取り組んで行きます。地球温暖化問題は私たち自身の足下から具体的な行動を起こさなければ何も解決しません。皆様方の奮起を期待しております。
平成22年元旦














